第138回 講演会 「呼吸とヨガ」


 ・中村天風という人は、大正初期から中期にかけて活躍した企業家ですが、
  子ども時代暴れん坊で中学三年のとき、売られた喧嘩で相手を殺して
  しまいます。

 ・それで右翼の結社に預けられ、日清、日露戦争時、スパイとして中国で大活躍
  します。しかし、スパイの過酷な活動が原因で、ひどい結核に冒されてしいます。

 ・天風は、日本では治せない結核を治すため、アメリカやヨーロッパに渡りますが、
  病気は治るどころか悪化していくばかりです。

 ・病気の治療をあきらめ、日本へ帰国の途中、カイロでヨガの聖者、インド人の
  カリアッパに会います。

 ・カリアッパのもと、ヒマラヤ高峰の麓の村で、ヨガの修業に励み、その当時不治の
  病とされていた結核を完全に治したのです。

 ・日本で行われている呼吸法は、このヨガと気功をベースにしたものです。

 ・私が患者さんにやっていただきたい呼吸法は、これとは違いますので、是非とも
  知ってもらいたいと思います。




100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!