第141回 講演会「なぜ病気になるのか
・からだや気持ちをコントロールしている内分泌系、免疫系、神経系という三つのしくみが
あります。
・この三つのしくみのなかで、神経系だけは自分でコントロールできるのですが、現在でも
多くの医者はそれは不可能だと考えています。
・呼吸だけは早くしたり遅くしたり、意識的にいくらでも自由自在にできます。
・ゆっくり呼吸をすること、すなわちゆっくり吐くことができれば、副交感神経が働きます。
早く呼吸をすれば交感神経が働きます。
・内臓、器官、組織の働きは副交感神経優位です。
・病気にならないようにするには、内臓・器官・組織をコントロールしている副交感神経を
優位に働かすことが必要です。
・副交感神経優位の呼吸とは、丹田(おへその直下2-3センチ)をいつも意識しているような
呼吸をいいます。
・これは実はそれほど難しい呼吸ではないのですが、皆さんはなかなか身につかないよう
です。
・お腹を意識して数を数える習慣を身につけましょう。