ダライ・ラマと脳学者たちによる心と脳についての対話

・現在の西洋医学では遺伝子決定論が支配的になり、一つの遺伝子の変異があれば遺伝病の烙印を押す傾向になっています。

・しかし、一つの遺伝子の変異があっても、一つの形質異常を現してくるとは限りません。この辺のところを医者は十分に理解できているとは言えません。

・上記の本の中身は、世界の脳科学者の研究を紹介することのよって、遺伝子決定論に物言いをつけています。

・米国で実業界に身を置くアダム・エングルと、私が師と仰ぐマトゥラーナの弟子のフランシスコ・バレーラが、世界の脳科学者とダライ・ラマとの対話を企画し、1987年から2005年までに年に一回行われた。

・その議論の内容を米国のサイエンス・ライターであるシャロン・ベグリーがまとめたのが上記の本である。

・脳学者と仏教者との対話であるから話がかみ合わないのではないかと思っていたがそんな心配などなく、正しく脳科学と仏教の融合を感じさせる内容であった。

・その一部を紹介したい。










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