第151回 『こころのソフトは言語機能』

・医者も、また脳科学者さえも、こころとは何かについてまったく考えてこなかったことは事実である。

・こころとは何かについて考える時、アメリカのクララ・バークという女性が自身の娘のことについて書いた「自閉症児エリーの記録」という書が解り易いので紹介しよう。

・エリーは1歳2ヶ月でクマ・ママ・パパ、2歳で歩く・ノー・自分の名前、2歳半頃までに本・ピン・ミルク、3歳までに20個の言葉を覚えたという。

・バークは知的でインテリ女性である。そして、エリーが相手を必要としないで一人で遊んでいるのを嬉しく思ったという。自閉症障害の子どもの両親は知的で一般的水準が高いことが多いので、自分の時間をもてることを喜ぶ傾向がある。

・3歳以降は何年かかっても教えた何百という物の名前のうち、わずかな単語しか覚えなかったという。

・ここで気になるのは、ことばは教えるものであるという感覚である。

・講演会では、こころとことばの関係について考えてみましょう。













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